■「国の基準」でありませんが、国の基準に準ずる工事基準 |
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「ガイドライン工法」とは、国が定めた新しい建築基準法の求める水準をどのようにしたらクリアできるかを、下記団体が様々な科学的実験を繰り返し、自主的に決めた基準です。
独立法人・建築研究所 瓦メーカーの全国団体 (全国陶器瓦工業組合連合会、全国厚形スレート組合連合会) 瓦工事業者の全国団体(社/全日本瓦工事業連盟) |
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■材料や工法が違っても「性能」を統一するのがガイドライン工法 |
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この基準は、工事のやり方、方法を細かく定めた「仕様規定」ではなく、「性能規定」によって基準が設けられています。正しく施工をしていても、環境などにより定められた「性能基準」を満たしていなければ天災での大きな被害が出てしまいます。
「性能規定」とは、材料や工法は問わないから、大きな台風や地震が来てもたえられる屋根の工事をするようにという基準です。自由に聞こえますが、屋根業界にとっては、実は、この建築基準の方がノウハウ・施工技術を必要とし、中でも瓦屋根の施工は最も難しく技術を必要とします。 |
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■震度7にも耐えるガイドライン工法にマスコミも注目 |
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ガイドライン工法の基準をクリアした屋根瓦は震度7にも耐える耐震強度を持っています。 近年、大地震が起きており耐震への興味が集まる中、耐震強度の実験会場にはマスコミ5社が集まりその内容を取り上げていました。 |
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